Parallels Desktop 10 for Mac の驚くべき事実
今日まで知りませんでした。想像もしていませんでした。
仮想化ソフト Parallels Desktop 10 for Mac で、Windows で作ったファイルをデスクトップに保存したとします。すると、Mac のデスクトップにも保存されているのです。複製ではなく、同一のファイルが、そこに。
Windows で Windows のドキュメントフォルダにファイルを保存したなら Mac の書類フォルダに保存され、Mac で開くことができて修正も出来る。当然、Windows で開いたら修正が済んでいます。
これは、すごいこと。
ということは、Mac のホームフォルダと Windows のホームフォルダは共有されているということです。
普段 iMac で使っている仮想化ソフト VMware Fusion5 で動く Windows で作ったファイルを Mac 側に持っていく場合、Dropbox を使っています。
Fusion5 ではファイルのアイコンを、それぞれの OS にドラッグ&ドロップでコピーできますが、Windows をフルスクリーンで使っているので少々やりにくいことと、同じファイルが複製されるのは後で削除が面倒なので Dropbox がいいとなっているわけです。
また、Fusion5 は「VMware 共有フォルダ」名で Windows と Mac 間でお互い共有されていますので、相手の OS にファイルを渡すときは、そのフォルダを使ってもいいことになっています。Fusion5 の設計思想は、ドラッグ&ドロップでコピーを可能にすることと、昔からある共有フォルダを配置するという考え方ですね。
ところが、Parallels Desktop 10 for Mac は OS の垣根を感じさせないファイル管理を提供していたのでした。
Parallels Desktop 10 for Mac だと、大切なバックアップに関しても、Mac だ、Windows だと気をつける必要はありません。ファイルはひとつですから。Time Machine で日常バックアップしていけば完璧です。
Parallels Desktop 10 for Mac なら、Windows ユーザーは何の心配もなく Windows が使い続けられますし、Mac へスイッチができると思います。