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Jun 3, 2015

OS X Yosemite 「日本語 IM」に隔世の感

kotoeriATOK for Mac なしでは仕事にならなかった、この19年間でしたけど、もう OS X Yosemite の「日本語 IM」で大丈夫ですね。

すべては、オープンソースの形態素解析エンジン「MeCab」(和布蕪=めかぶ)のおかげです。「MeCab」が OS X と iOS の日本語入力エンジンに組み込まれているそうです。

新しい MacBook でテキスト入力していると、とても頭が良いのを実感します。よくぞここまで改善してくれました。日本語入力エンジンの改善に十分には取り組んでこなかったのが、ここ20年のアップルの歴史でしたから。

また、同じ iCloud を設定していると、iOS 8 の日本語入力エンジンのユーザー辞書と OS X Yosemite の「日本語 IM」のユーザー辞書が同期されるのが素晴らしい。

iPhone/iPad/Mac のいずれかでテキスト入力していて、辞書登録をしていくと、iPhone/iPad/Mac のすべてで、どんどん頭が良くなっていくという流れができていきます。

私のことだけで言えば、このレベルにたどり着くまで20年。Mac ユーザーにとっては、時代がすっかり変わってしまったな、という感慨を覚えます。

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May 31, 2015

Apple USB SuperDrive だから、いろいろなことができるようになった

Apple USB SuperDrive

2年前、SuperDrive が搭載されなくなった iMac を購入した際、もう CD や DVD の時代ではなくなったと判断したため、コストを抑えようとロジテック ポータブル Blu-ray ドライブ「LBD-PME6U3LBK」(写真下)を購入して、ずっとやってきました。

「LBD-PME6U3LBK」は、Mac でデータファイルの読み書きはできます。しかし、iDVD での DVD 作成が、私の環境ではできず、さらに VMware Fusion 5 で動く Windows 7 では認識をしてくれませんでした。

そういう状態は仕事上、結構困るのですが、DVD 作成、Windows 7 での利用が頻繁にあるわけではないので、SuperDrive 搭載の先代 iMac(2009年モデル)で対応していました。

しかし、新しい MacBook で「LBD-PME6U3LBK」が、どうしても認識せず、Windows 7 をインストールするには、Apple USB SuperDrive(写真上)がないとどうにもならない状態になったので購入。

純正は、すごいですね。

新しい MacBook で Mac を使用中は、もちろん iTunes での音楽 DC 作成や iDVD での DVD 作成など、すべてのことができます。さらに、Windows 7 を使うときでも市販の映画 DVD が再生、データの読み書きができます。仮想化ソフトが Mac 専用ドライブを Windows 7 で動作可能にするところが何とも素敵です。

さらに、あきらめていたことも可能にしてくれました。
iMac での VMware Fusion 5 で動く Windows 7 で Apple USB SuperDrive が動作してくれたのでした。私にとっては非常に大きな出来事。作業における可能性と選択肢が増えました。

Blu-ray ドライブ「LBD-PME6U3LBK」を買った理由は、いずれ Full-HD のムービーを Roxio Toast で Blu-ray Disc に焼くだろうと思ったから。しかし、一度もそういう場面は訪れていません。

先行投資とコストダウンの狭間で選択を誤り、結果として無駄な出費をしてしまうなど、最近少し反省することがあります。

必要なものは、ぶれずにピンポイントで純正品を、というのが成果を上げるベターな道だと思う今日この頃です。

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May 29, 2015

Parallels + OS X Yosemite + Windows 7 + MacBook

新しい MacBook はプロセッサが 1.1GHz デュアルコア Intel Core M プロセッサなので心配していましたが、Windows 7 は軽快に動いてくれています。

実際の様子を YouTube に公開してみました。

8GB のメモリを積んでいることも好影響を与えているのだと思います。

メインの iMac では VMware Fusion を使ってきましたから、久しぶりの Parallels。Parallels Desktop 10 for Mac で MacBook は行くことにしました。

仮想化ソフトへの Windows インストールとセットアップは、とても簡単になっていて難しいことは考える必要なし。インターネット設定もプリンタ設定も自分で完了してくれていました。

Mac には Mission Control があるので、Windows を起動していても、Mac から Windows へ、Windows から Mac へとスムーズな切り替えが気持ちいいです。

仕事では Windows を使っても、自宅では Mac というのがトレンドになっています。家で、どうしても Windows アプリを使わないといけないことがある人には仮想化ソフトをお薦めします。

薄い、軽い、速い、美しい、新しい MacBook で Windows までも楽しんでもらいたいと思います。

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May 27, 2015

新しい MacBook のキーボードは、これまでの Mac とは別物

MacBook_キーボード

第一印象

この文章は新しい MacBook で書いています。

これまでの Mac には、なかったキーストロークの浅さです。誰もがキーボードが打ちにくいと思うでしょう。

新しい MacBook そのものが薄いので、キーボードも薄くしたとのこと。

バタフライ構造を採用し、キーの端がぐらつく従来の構造を捨てています。確かに新しい MacBook は、タイピングがきっちりしていて、2007年モデルの MacBook は、ふにゃふにゃする感じです。
慣れるしかありませんね。

そして、感圧タッチトラックパッドが、なんとも不思議な働きをしてくれます。

電源が入っているときは、従来のトラックパッドのようにクリックする「錯覚」を提供してくれます。しかし、電源が入っていないと、クリックそのものが存在しません。

Web ページやメールのテキストを(本当に)強めにクリックすると、そのテキストに関する辞書や検索結果がポップオーバーに表示されるのは面白い。辞書.app を開くことも減ることでしょう。

2001年、スティーブ・ジョブズが提唱したデジタルハブ構想において、Mac はセンターに座り、周辺機器を効率的に運用する恩恵を私たちは受けてきました。それが今では、(天にある)iCloud がセンターに座り、iMac、iPhone、iPad mini、そして新しい MacBook がそれを取り囲む形で、効率的な運用環境を手に入れました。

時代は進化しました。8年ぶりのノートブック型 Mac ですので、これからいろいろと試してみようと思います。

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May 25, 2015

急に面白みを感じてきた iOS 8 ヘルスケア

ヘルスケア先日まで全く関心のなかった iOS 8 に入っているアプリ「ヘルスケア」ですが、いろいろと情報を仕入れてみると、これがまた面白いものであることに気づきました。

「生産性向上」や「目標管理」が大好きな性格なもので、グラフで表されると、もういけません。

これまで単体でウォーキングの記録のため使っていた「Nike+ Running」を「ヘルスケア」と連携。記録が「ヘルスケア」のダッシュボードに表示されるので「これからも頑張ろう」となります。

まだよく分かないアプリ「Nike+ Fuel」も昨日インストールして「ヘルスケア」と連携。毎日の活動を計測して独自の単位「NikeFuel」に換算してくれるそうです。

資料「活動量の新単位ナイキフューエル(NIKE FUEL)とは?自転車でも使えるの?

さらに、今日は毎日自分で量った体重や体脂肪率などのデータを手入力して管理できる「RecStyle」をインストールして「ヘルスケア」と連携。健康に害を及ぼさず体重を増やしたいのが長年の目標なので「RecStyle」に記録していきたいと思います。

情報や数値の推移が確認できることは好きな方なので「ヘルスケア」なら続けて行くことができそうな感じがしています。

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May 23, 2015

iPhone アプリ「NumPad Remote」に助けられた

NumPad Remote今日はグラウンドゴルフ大会の手伝いに行ってきました。曇り空で暑くなく、参加者・スタッフにとっても上々の野外イベントでした。

さて、手伝いとは成績表の作成です。Excel でスコアを集約するのですが、前回までは iBook(Mac OS X 10.3)2003年モデルを使っていました。それが、今回からは MacBook Air(OS X 10.9)2013年モデルです。

数日前に名簿や成績表テンプレートなど下準備は済ませていたのですが、テンキーの動作確認は、うっかりしていました。8年ほど前から使っているエレコムの TK-UE2BHSV が、MacBook Air でも動くものと思い込み、今日の本番です。

会場のグラウンドで動作確認をしたら動かないではないですか。特別、ドライバが必要なテンキーではなかったはずです。Mac OS X 10.3では問題なく動いていましたから。

動かないなら、あきらめるしかありません。

以前、iPhone をテンキーとして Wi-Fi 経由で利用できる「NumberKey Free」という iOS アプリを利用していました。しかし今は iPhone から削除していたため「NumberKey Free」というアプリ名が思い出せず、アプリを復活させることができなかったので、その類のアプリを探してみたところ「NumPad Remote」(360円)にたどり着きました。

Wi-Fi 経由で利用するアプリですから「NumberKey Free」と理屈は同じだろうと思い、サーバーアプリ「Connector for OS X」を MacBook Air にインストール。

Wi-Fi 環境にある Mac で「Connector for OS X」を起動し、iPhone で「NumPad Remote」をタップすると Mac が表示されるので、それをタップ。「NumPad Remote」に4桁のパスコードが表示されるので、それを「Connector for OS X」に入力。これで使えるようになります。

今回の感動できる点は、何といっても iPhone のテザリングでしょう。場所はグラウンドですから、テザリングができなかったら Wi-Fi 環境を作ることができないので、iPhone 6 を無線テンキーとすることは無理でした。

うっかりから始まった緊急避難と危機回避。今日は大事にいたらずに済んでよかったです。

関連して、昨日のニュース「KDDI、月額500円の『テザリング』を無料で提供へ」にも注目ですね。

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May 13, 2015

有料版クーポン作成サービスは「Passcle | パスクル」がいいかな

macevan_passbook_iphone6_gold_side2先日から Passbook 対応のクーポン作成のことを考え続けています。

iOS アプリ「PassMaker Pro」で作成できるシンプルなクーポンは入門編としてはいいとしても、位置情報をもとにお店の情報をプッシュする、更新した情報を iPhone に通知する機能を持たせたいと発信者としては思うことでしょう。効果を上げるのが目的ですから。

そこまでの機能を持たせるには、有料版クーポン作成サービスを使うしかありません。

ただ、Passbook がブームを起こすことができていないため、数年前にサービスを立ち上げた会社も今では多くが提供を止めています。

そのような状況ですが、目に止まったのは「Passcle | パスクル」。インフォメーションが分かりやすく、これなら始められると思わせてくれるウェブサイトです。

無料のトライアルプランがあったので、こんな感じで作ってみました。

有料版「ベーシック」が月額1,080円で5店舗分を無制限に発行できますから、始めやすい価格ではないでしょうか。

Passbook を知れば知るほど、魅力を感じてきました。
Passbook 対応のクーポン発行に興味のある店舗経営者に出会うのを楽しみにしているところです。

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May 5, 2015

14年を経て冷静に考える機会を得た OS X でのプリンタの追加

これまでは設定に成功したら、それ以降は、そのことに考えを深めないできました。

Mac へのプリンタ設定についてのことです。

毎度、スムーズに設定ができていたわけでもないのに、プリンタ・メーカーの設定手順どおりにやったら、理屈を理解しなくても自然に設定が終わっていたからでもあります。

ここ数日、OS X が持つ「プリンタの追加」機能の理屈(手順)を理解しておくことが、いかに重要であるかを改めて感じているところです。

先日、Mac(OS X v10.6.8 Snow Leopard)にキヤノン レーザープリンタ LBP6240 を USB 接続と無線 LAN 接続の両方を設定したときのことでした。

いつものようにキヤノンが提供したマニュアルで設定を進めるのですが、どうしても書いてあるようにはならない。(自分だけで設定実験する分には何ともないですが、お客様のところで、こんなことになるのは一番まずい)

OS X のシステム環境設定にある「プリンタ」から設定する方法もあるのでしょうが、これまでプリンタ・メーカーの設定手順に依存していたので、OS X の「プリンタの追加」の理屈がよく分からないという困ったことになってしまいました。

先ほどツイートしたように「Mac ハンドブック:OS X でのプリント」に目を通すと、Mac へのプリンタの追加はプリンタ・メーカーの設定手順とは違ったアプローチでプリンタ設定をする機能であるということに気づいたのです。

そこを読むと、先日、困ったあげくに勘で LBP6240 を設定したときの流れに通じるものがありましたので、ここにメモしておきます。

これまでの経験から、プリンタ・メーカーの提供する設定手順でスムーズに完了しない頻度を考えると、OS X でのプリンタの追加をした方がよさそうだと感じるようになっています。

ということで「プリンタの追加」をする(USB 接続の場合)には、Mac にプリンタを接続して、プリンタには電源を入れておく。

OSX_Set_up_a_printer_01OS X のシステム環境設定の「プリントとスキャン」を開き「プリンタまたはスキャナを追加…」をクリックする。

OSX_Set_up_a_printer_02プリンタに電源が入っていないとプリンタ名が何も表示されない。

OSX_Set_up_a_printer_03プリンタに電源が入っていると、プリンタ名が表示される。ここで、自動的に検出されたプリンタのドライバが Mac にない場合は必要なドライバがダウンロードされる。

OSX_Set_up_a_printer_04新規に追加するプリンタ名を選択して「プリンタソフトウェアを選択…」をクリック。

OSX_Set_up_a_printer_05プリンタ名に合致するプリンタドライバを選択して OK。

この手順が OS X でのプリンタの追加です。

これで設定は終わり、テストプリントしてみますが、プリントできないエラーが起きる場合があります。先日の経験では、選択したはずのプリンタドライバが、設定されていないことにありました。

プリンタの「追加」ウィンドウに表示されている追加したプリンタ名を選択し、再度「プリンタソフトウェアを選択…」をクリックして、該当するドライバを選択して OK します。これで確実に設定が完了します。

Mac OS X v10.0 Cheetah が登場したのが2001年。その年から OS X に付き合っていますが、14年経って、やっと正統な OS X での「プリンタの追加」の理屈が理解できました。

コンピュータに関係する各部門のアプローチには複数の道があることは認識しているつもりですが、このテーマは盲点でした。

蛇足ですが、Windows は、最近どうなっているのかを調べてみると、ほぼ大枠では OS X と同じアプローチでプリンタ設定をするようになっていることが分かりました。

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Apr 30, 2015

クーポン発行を PassMaker Pro で。Passbook が面白い

Passbookお店がクーポンを発行して商売を円滑にする手法がありますが、そのクーポンとして使える iPhone の Passbook が、なかなか普及しませんね。

商店街のウェブサイトはどんなふうに作るべきなのか、少し調べていたところ、お店によってはフリーペーパーに「クーポン」を印刷していることに気づきます。

また、スマートフォンに表示させるクーポンがあったような気もします。

印刷されたクーポンを切り取って使う方法もいいでしょうが、携帯電話所有者の約半数がスマートフォンと言われていますし、その半数は iPhone ユーザーですから、Passbook を使わない手はないと思ったのでクーポン発行にチャレンジしてみました。

発行に使ったのは iOS アプリ「PassMaker Pro」。イベント、クーポン、ストア、トラベルなどの8テーマが用意されています。

慣れるまでは何度も失敗しますが、何を伝えるのか、必要事項を入力していきます。Passbook の色も重要だと思いました。

例えば、お店がクーポンを Passbook で発行するとき位置情報をクーポンに登録しておけば、クーポンを受け取っていた人が、その店に行くつもりはなくても店の前を通ったときに受け取っていたクーポンのことを iPhone がプッシュして教えてくれるというもの。これはすごいです。PassMaker Pro では設定できませんでしたが。

実際に作ってみたからでしょう、利用方法もイメージでき、Passbook は面白いと思います。Twitter/Facebook で広めることができ、ウェブサイトにリンクも貼れます。

今回はクーポンのテンプレートを選び、PR 用の Passbook を作ってみました。Passbook は商売だけでなく、あらゆることに活用できそうです。

残念ながら PassMaker Pro は現在、App Store で購入できなくなっていて「ご希望のアイテムは、現在日本の Store ではご利用いただけません」となっています。

Passbook 利用の機会に恵まれたら、Passta(パスタ) という有料サービスが分かりやすそうなので、位置情報設定が必要となれば、こちらを使うことになるでしょう。

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Apr 10, 2015

Mac の写真.app がシンプルで気分は上々

写真.appOS X Yosemite を「10.10.3」にアップデートすることで提供される写真.app を使ってみました。感想はシンプルで上々と言えるものでした。

Mac ユーザーには2002年から写真管理アプリ iPhoto が提供されていましたが、13年を経て新しいアプリをこれからは使うことになります。

iPhoto が持っていた写真の取り込み、レタッチ機能、スマートアルバム、人々、スライドショー、撮影地、ハードカバーの「フォト・ブック」オンデマンド印刷、写真の共有、写真の書き出しへの容易さは引き継がれていると思います。

iPhoto と写真.app は別アプリとして共存できます。ただ「Macの手書き説明書」さんによると、iPhoto で利用していたライブラリを写真.app で一度でも開いてしまうとライブラリが写真.app に最適化され、以後そのライブラリに登録されている写真の編集を iPhoto からしても反映されなくなる(iPhoto が閲覧専用になってしまう)とのことですから、この点は注意が必要です。

iPhone/iPad の写真.app を使っている人にとっては、見た目も近いですし、すぐに慣れることでしょう。

GPS が内蔵された iPhone などのカメラで撮影した写真なら日付に加えて撮影地も表示してくれます。福岡県護国神社の写真には、ちゃんと「福岡市-中央区 六本松1丁目」となっています。

写真.app に読み込んだ写真はアルバム、スマートアルバム、ブック、カレンダー、カード、スライドショー、プリントを選択して記念になる形に残るものを作れば感動が届きます。

そして今風なのは「共有」。iCloud 写真共有、メール、メッセージ、AirDrop、Facebook、Flickr で感動を人に分けてあげてください。

それら、あらゆることが、とても簡単な Mac の写真.app です。

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